金沢さいころきっぷ旅行2日目

金沢旅行2日目、朝起きると屋根に雪が積もる冷え込みになっていた。

予報では曇り日だったが、これが日本海側の天候である。雨さえ降らなければ予定通り、海岸付近まで走ってみることにした。

近江市場のホテルから

Wahooのサイクロコンピュータ純正アプリ「ELEMENT」が示す経路で海岸の街、金石(かなわ)・大野エリアへ向かった。最初は町中の玉川図書館あたりを通ってJRの新幹線と在来線の高架下をくぐり抜けて犀川へ出た。

玉川図書館
北陸新幹線の高架

すると犀川沿いの古い工場のような建物が見えた。

金沢職人大学校
金沢職人大学校教室
れんが亭

調べてみると古い紡績工場を活用した「金沢市民芸術村」と「金沢職人大学校」であった。一種の職業訓練学校であるが、無料で3年間伝統工芸を学べる施設と市民の芸術活動を支援する施設であった。よく似た名前の施設が奈良県にもあるが、眺めが良いホテルと道の駅レストランが作りたかった前知事の遺産とは大違いであった。

犀川沿いの自転車道
犀川沿いの自転車道
犀川沿いの自転車道

そこから犀川の河川敷を見ると管理道路と兼ねた自転車道があるのに気づいた。さっそく降りて自転車道を河口に向かって走ってみることにした。なんと走りやすい道であるか、整備状態はよくBromptonのスピードはどんどん上がっていく。これぞ真の自転車道である8kmも続き金沢県の力の入れ具合が違っている。市内の道路にも自転車帯が引いてあり、色も白色や茶色で景観にも配慮してあった。奈良県にも一部は河川敷を通る自転車専用道があるが、とてもこのレベルに達していない。奈良市内の自転車帯は青色でセンス無く、小さな看板だけを立てて自転車道を整備したと言っている奈良県とは大違いである。